ワンランク上の看護 認定看護師・専門看護師
1. 認定看護師
認定看護師とは
ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められ、水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導・相談活動を行います。日本看護協会の認定審査に合格すると、認定看護師となります。
【認定看護師の種類】
計19科目(平成22年現在)
- 救急看護
- 皮膚・排泄ケア
- 集中ケア
- 緩和ケア
- がん化学療法看護
- がん性疼痛看護
- 訪問看護
- 感染管理
- 糖尿病看護
- 不妊症看護
- 新生児集中ケア
- 透析看護
- 手術看護
- 乳がん看護
- 摂食・嚥下障害看護
- 小児救急看護
- 認知症看護
- 脳卒中リハビリテーション看護
- がん放射線療法看護
【取得方法と更新】
必要な条件は、保健師、助産師及び看護師の資格取得後、実務研修が通算5年以上であること。 ただし、実務研修の中で通算3年以上は特定の認定看護分野の実務研修をしていなければなりません
上記の条件をクリアされて、初めて認定看護師教育課程に入学する事ができます。 教育課程を行っている場所は、取得されたい認定看護師の分野、地域により決まっています。
| 受講期間 | 6ヶ月以上(昼間の授業を連続して受けることが原則) |
|---|---|
| 時間数 | 総時間は600時間以上 共通科目 90時間以上 専門基礎科目と専門科目は時間規定なし、学内演習および臨地実習 200時間以上 |
| 受験方法 | 毎年1回、日本看護協会が実施している認定看護師認定審査を受験。 |
| 更新方法 | 5年ごとに更新審査を受験。 |
【認定看護師の人数】
全ての分野を合わせて約5700名(2010年現在)
人数の多い分野は、皮膚・排泄ケアが最も多く約1100名で、続いて感染管理の約950名です。
逆に少ないのは、不妊症看護、小児救急看護です。
2. 専門看護師
専門看護師とは
複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深め、その分野において卓越した看護実践能力を有する看護師のことをいいます。
【専門看護師の種類】
計10分野(平成22年現在)
- 精神看護
- がん看護
- 地域看護
- 老人看護
- 小児看護
- 母性看護
- 慢性疾患看護
- 急性・重症患者看護
- 感染症看護
- 家族支援
【取得方法と更新】
- ①日本国の保健師、助産師及び看護師のいずれかの免許を有すること
- ②日本看護系大学協議会専門看護師教育課程基準で指定された内容の科目単位を取得していること
- ③専門看護師としての必要な実務研修があること
上記の条件を満たした上で、日本看護協会で年1回実施する専門看護師認定審査を受けることができます。
合格し、登録申請をした方は専門看護師として認定され、認定証等が交付されます。
認定証の有効期間は、交付の日から5年です。
【専門看護師の人数】
全ての分野を合わせて約450名(2010年現在)
最も多いのは、がん看護の約190名で、その他は4名から68名といった状況です。